MacがIntelのCPUを採用2005/06/09 01:30

昨日とうとうMacがIntelのCPUを採用するということが発表された。あちこちのサイトで動揺が走っているようだ。「心情的(生理的?)にイヤだ」的な反応も見受けられるが、自分はなんというか何も感じなかった(^-^;)。

昔ウインドウズが3.1くらいのころにいじってみて「なんだこりゃ使いづらい」と思ったのと修復できないほどPCがおかしくなった事があって、結局Macが一番使いやすいしトラブルにも(自分が理解できているので)対処しやすいと思ってPC=自分には用がないものと思い込んできたが、OSXになってMacがウインドウズ化してきた印象を持つ様になり、同じ頃に自作PCにXPを入れてみたら・・・なんだかどっちも差が無いというか、使いやすい所も、使いにくい所も、あまり変わらなくなってしまった。昔であればDTPの現場の環境的にMacでなければならない的な事もあったが(というか自分自身DTPの仕事をしなくなって久しいので関係無いっちゃ無いが)、OSXでは業界的に正直環境が整っているとは言えないだろうし、ますますMacでなければいけないという理由が無くなってきている。というのも私の無感動の理由だろう。 そういえばIntelに移行するというニュースを聞いた時に一番に思ったのは「またエミュレーターか」だったりする(笑)。長いMacユーザーはみんな経験していることだがモトローラの68000系のCPUからPowerPCに移行する際OS的にもサードパーティのアプリケーション的にも移行期間が必要だったのでPowerPC上で68系用に書かれたソフトウェアを動かす必要があった。そこでエミュレータなのである。これは結構優秀だったとは思うが、ユーザーにしてみれば今までの68系より速いはずなのにエミュレーションの為遅くなるので買い替えた満足感が感じられずなかなかのジレンマであった。そしてPowerPCへの移行がほぼ完了したころ、今度はOS9からOSXへの移行である(笑)当然すべてのアプリがOSX用に作られたものでは無いのでクラシック環境で動いているものは当然遅い。これもまあエミュレータの様なものだろう。そしてこれも落ち着いてきた矢先に今回のIntelへの移行のお話である。こんどはPentiumなどの上でPowerPCのエミュレータ(ロゼッタとかいうコードネームらしい)。なんかこう、常に足かせをはめられているようなパソコンのようだ(^-^;) そんなこんなでMacもWinも両方使う様になった今は、MacはもうiBookG4で卒業かな。とか考えていたりするわけだ。

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